3.蟲 コナチャタテ科

コナチャタテ科 Liposcelidae
文書年代 平成26年(2014年)3月20日
場所 大阪府内(鉄筋コンクリート建築物内)
文書形態 冊子
文書種類 教科書(放送大学大学院教材『現代生物科学ー生物多様性の理解ー)
発見部位 内部(見返し)
考察 スケール1mm。湿度の高いところを好みカビなどを餌とする。同じ文書から天敵と思われるシモングモが見つかっている。チャタテムシ類は英語で“Book louse”と呼ばれ本に馴染みを感じさせる名前であるが、このコナチャタテ類は本を食さずカビ類を食べるので、さしずめ多湿の指標昆虫である。実際、近代以降の建築物は機密性が高くカビに悩まれやすい環境であり、現代の住宅環境を示している。