3.蟲 ナミキノコバエ科

ナミキノコバエ科 Mycetophilidae

文書年代 1756年(宝暦六年正月)
場所 鳥取県岩美郡(村落文書:旧農家)
文書形態 冊子
文書種類 日記〔写本〕
考察 スケール1mm。江戸期に人の住む家屋近くに生息していたようである。キノコや湿った腐葉土、腐朽樹木といった苔むした自然環境に生息している。同じような双翅目では、現代だとクロバネキノコバエの仲間が見つかっているが、こちらは有機質肥料という環境に多く、山陰地方の人々の環境の変化がわかりやすく反映されている。
(弘前大学白神自然環境研究所 中村剛之先生同定)